DX Promotion

DX推進の取り組み

公表日:2026年10月9日

エアステージが取り組むDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の内容をご紹介します。

代表メッセージ

生成AIやクラウド技術が常識を塗り替える今だからこそ、私たちは技術の本質に向き合い続けます。自社とお客様、双方の変革を推進しながら、企業と人が持つ可能性を制約なく解き放ち、共に挑戦し続けられる未来をつくっていきます。その第一歩として、当社自身が社内に分散するデータを統合・分析し、データに基づく経営へ転換するDX戦略を推進します。その進捗は指標とともに本ページで継続して発信していきます。

経営ビジョンとビジネスモデル

本経営ビジョンは、当社が取締役会設置会社ではないため、取締役会に準ずる機関である代表取締役 岸 睦において審議・承認されました。

生成AIの急速な進化とクラウド基盤の高度化により、ITは単なる効率化の道具から、経営の意思決定を自ら支える存在へと深化しました。この大きな転換点にこそ、本質を捉えた設計ができる技術力が問われると考えています。

当社は、企業の次世代「デジタル神経系」として、以下の事業を推進します。

  • 堅牢な基盤の提供:拡張性の高いシステム基盤の構築と、先回りしたセキュリティ運用(SOC)により、企業の情報基盤を止めず、守り抜きます。
  • 自律的な意思決定の実現:最新のソフトウェア開発と自律型AIの活用により、データを活かした意思決定と実行を支えます。

これらを支えるのは、変化の本質を捉え、学び続けるエンジニアです。資格取得やスキル向上を通じた人材育成を、事業の根幹に据えています。また、お客様に提供する「データを活かした意思決定」をまず自社で実践し、部署ごとに分散する業務データを統合・分析することで、自らの経営と働き方を変革していきます。

DX戦略

本DX戦略は、当社が取締役会設置会社ではないため、取締役会に準ずる機関である代表取締役 岸 睦において審議・承認されました。

当社は、「人材データ」と「業務データ」を経営の起点として統合・分析し、経験や勘に頼らない、データに基づく経営・業務運営へ転換します。

【柱1:人材データの活用】

  1. 採用:応募書類や選考結果のデータを生成AIで分析し、書類選考を効率化します。さらに、入社後の資格取得までの期間などの実績データと照合し、選考基準を継続的に見直します。
  2. 育成:社員ごとの資格・スキル・学習履歴のデータを一元管理し、AIで分析して、一人ひとりに合った学習計画と案件へのアサインに活かします。

【柱2:業務データの活用】

  1. プロジェクトデータの統合と可視化:アプリ開発部・インフラ部がJira、Planner、Asana等で個別に管理している案件の進捗・工数・課題データを共通のデータ基盤に集約し、BIツールで全社横断のダッシュボードとして可視化します。経営層と各部署が同じデータをもとに、案件の状況と要員の稼働を把握します。
  2. AIによる分析と予測:蓄積した進捗・工数の実績データを生成AI等で分析し、遅延につながる兆候の早期検知や、類似案件の実績に基づく見積もり精度の向上に活用します。
  3. 労務データの活用:手作業で管理している有給取得・健康診断等の労務データをシステム化し、4の稼働データと組み合わせて分析することで、業務負荷の偏りを早期に把握し、適正な人員配置と働きやすい環境づくりにつなげます。

【柱の連携】人材データと業務データを同じデータ基盤で連携させ、案件に必要なスキルと社員の育成・配置を結びつけます。これにより、採用から戦力化、そして生産性とサービス品質の向上までをデータでつなぎ、学び続けるエンジニアが力を発揮できる組織へ変革します。

戦略推進のための体制・IT基盤

【推進体制】代表取締役を責任者とし、総務部を事務局とするDX推進体制を構築しています。総務・アプリ開発部・インフラ部の各部署にDX推進のキーパーソンを配置し、DX戦略に掲げた人材データ・業務データの統合と活用を部署横断で進めています。取組みの進捗と指標は、代表取締役のもとで定期的に確認・見直しを行います。

【人材の確保・育成】DX戦略を担う人材を、採用と育成の両面から確保しています。採用では生成AIを活用した書類選考により、意欲の高い人材を迅速に採用しています。育成では、SEカレッジ(資格取得・スキル向上のための学習基盤)とAIアカデミー(実務で使えるAI活用スキルの研修)を整備しています。その結果、従来は半年から1年かかっていた資格取得が、早い方で入社から2か月に短縮し、直近2年間の入社者(約10名)は全員が半年以内に初級資格を取得しています。今後は、データの分析・可視化やAI活用のスキルを研修に加え、各部署でデータを扱える人材を育成します。

【IT基盤の整備】DX戦略を実現するため、以下の環境を整備します。

  1. データ基盤:各部署の進捗管理ツール(Jira、Planner、Asana等)から進捗・工数データを集約するクラウド上のデータ基盤を構築し、BIツールで可視化します。
  2. 労務管理のシステム化:有給・健康診断等の労務データを一元管理するシステムを整備し、1のデータ基盤と連携します。
  3. AI活用環境:総務・アプリ開発部・インフラ部で生成AIを業務に組み込んでおり、蓄積したデータの分析にも同じ環境を活用します。社内のコミュニケーション基盤もクラウドサービスへ移行済みです。

これらの環境整備に必要な予算は、代表取締役の承認のもと計画的に確保し、段階的に投資を行います。なお、情報セキュリティはISO/IEC 27001(ISMS)に基づいて運用しています。

DX推進の指標(KPI)

DX戦略の達成状況を測るため、以下の指標を定めています。

  1. データ統合:全社の進捗・工数データをデータ基盤で可視化できている部署の割合 2027年度末までに100%
  2. 分析・予測:案件の見積もり工数と実績工数の差異 2026年度中に現状値を計測し、2027年度末までに半減
  3. 労務データ:有給・健康診断のシステム管理率 2027年度末までに100%、年次有給休暇の年5日取得 全社員100%
  4. 人材・採用:新規入社者の半年以内の初級資格取得率100%(直近2年は全員達成)、全社の資格保有率100%(現状80%超)、AI活用研修の受講率 全社員100%、採用書類選考の対応期間 従来比50%以下を維持

これらの指標の進捗とDX戦略の取組み状況は、代表取締役の主導のもと定期的に評価し、当ホームページ等で社内外へ発信してまいります。

情報セキュリティ・サイバーセキュリティ対策

お客様の情報資産とエンジニアの情報を守るため、以下の対策を徹底しています。ISO27001(ISMS)を取得し、年間スケジュールに沿った内部監査・サーベイランス審査を継続実施。あわせてIPA「SECURITY ACTION 二つ星宣言」を宣言し、情報セキュリティ基本方針を公表しています。

AI活用がもたらす、採用と組織成長の好循環

前述のDX戦略における「書類選考の効率化」は、単なる業務の省力化にとどまりません。意欲的な人材の迅速な獲得から、育成・戦力化そして会社全体の成長へと繋がる「好循環」の重要な起点となっています。

採用力が高まる好循環の図。AI選考で効率化(対応が速く漏れなし)、優秀な人材を発掘(面接まで迅速に)、意欲的な人材を採用(仕事に積極的)、資格取得が加速(積極的な学習姿勢)、スキルで戦力化(実務と資格の両面で)、会社が成長・採用増(さらに人材を増員)という循環を示す図。